夏も終わりを迎え、秋らしさを少しずつ感じるようになってきました。
「秋」と言えば、食欲の秋ではないでしょうか。
秋には美味しい食べ物がたくさんあります。秋刀魚や栗、ぶどう、かぼちゃなど、さまざまな美味しい食べ物がありますよね。
ですが、ここ最近で気になるのは物価上昇ではないでしょうか。
今まで買えていた金額では美味しい食べ物が買えなくなってきています。この影響により、皆さんも大きな影響を受けているのではないでしょうか。
本日は、一般家庭の平均年収や貯蓄額について見ていきましょう。
これからご紹介するグラフや数字を確認することで、自身の立ち位置がわかってくるのではないでしょうか。平均と比べ、少ない場合は対策が必要かもしれません。
それでは見ていきましょう。
年収400万円台は平均か?年齢別の平均も知る
国税庁が発表した「令和2年(2020年)分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は433万円です。
また、厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査」では、1世帯当たりの平均所得額は552万円、中央値は437万とされています。平均値と中央値では中央値の方が実態に近いため、400万円台がふつうと言えますね。
年収400万円台世帯、貯蓄平均はどれくらい?
それでは、年収400万円台のはたらく世帯の貯蓄事情を見ていきましょう。
総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」を参考にします。
※四捨五入の関係で、各項目の合計と「平均貯蓄額」は一致しない場合があります。
年収400万円~450万円(平均年収 426万円)勤労世帯
平均貯蓄額:912万円
《貯蓄の内訳》
金融機関 897万円
- 通貨性預貯金 317万円
- 定期性預貯金 303万円
- 生命保険など 225万円
- 有価証券 52万円
金融機関外 15万円
「そんな貯蓄額はない」と思った方、「これ以上はあります」と思った方、たくさんいるでしょう。
年収450万円~500万円(平均年収 474万円)勤労世帯
平均貯蓄額:784万円
《貯蓄の内訳》
金融機関 765万円
- 通貨性預貯金 277万円
- 定期性預貯金 237万円
- 生命保険など 157万円
- 有価証券 94万円
金融機関外 19万円
年収400万円~年収450万円世帯の平均貯蓄額はもう少しで1000万円に届きそうですね。
住宅ローンや教育費などの支出が多いため、なかなか貯蓄ができない家庭もあると思います。
貯蓄の内訳を見てみると、いずれも約6割以上を預貯金が占めています。
「投資」よりも「預貯金」に回している方を大半ですね。これは日本人の特徴とも言えます。
そして少し気になるところがあります。それは年収450万円~年収500万円世帯の貯蓄額のほうが少ないことです。収入が多い分、貯蓄には回さずお金使っていることが散見されます。
「貯蓄」だけでなく「投資」にもお金を回すことで、預貯金よりも増やすことができる可能性はあります。もちろんリスクはありますが、一部のお金を「投資」へ回してみるのも一つの方法かもしれません。
年収400万円台世帯「負債」はどれくらい?
先ほどは「貯蓄」について見てきまたが、今回は「負債」について、見ていきます。
「貯蓄」と「負債」は一緒に考える必要があります。同調査から、年収400万円台世帯の負債額を確認していきましょう。
年収400万円~450万円世帯の負債
- 平均負債額 521万円
- 平均負債額のうち「住宅・土地のための負債」 486万円
年収450万円~500万円世帯の負債
- 平均負債額 693万円
- 平均負債額のうち「住宅・土地のための負債」 652万円
この数字を見ると、年収400万円台の9割以上の負債のほとんどが、住宅ローンなどの「住宅:土地のための負債」です。
住宅ローンなどによる「負債」は仕方がないものですが、やっぱり「負債」がない事に越したことはないですよね。
年収400万円台世帯「純貯蓄額」はいくらか
「貯蓄」と「負債」について見てきましたが、次は「純貯蓄額」を見ていきましょう。
年収400万円~450万円世帯の純貯蓄額
- 912万円(貯蓄)-521万円(負債)=391万円
年収450万円~500万円世帯の純貯蓄額
- 784万円(貯蓄)-693万円(負債)=91万円
この数字を見ると、年収450万円~500万円世帯のほうが、純貯蓄額を少ないことがわかります。
年収が多い=貯蓄が多いではないことがわかります。
ふつうの家庭でもできる、オススメ貯蓄術
先ほど、年収が多い=貯蓄が多いことではないことがわかりました。
ここでは、年収に関わらず、誰でもできるオススメ貯蓄術についてお話をしていきます。
世界株式への投資
投資を行う上でもっとも大事なことは、その投資先に成長性があるかどうかです。
大きなリターンを狙うのであれば、その分、大きなリスクを背負わなければいけません。
例えば一つの国に投資をし、もしその国で大きな問題が起きて価格下落が発生したとします。一つの国に投資をしているが故に、価格が戻ってくるまで待たなければいけません。
ですが、世界株式に投資をしていけば、一つの国で大きな下落が発生しても、ほかの国が助けてくれる可能性があります。
長期積立による長期運用
そして次に重要なのが、「長期・積立・分散」です。
金融商品の価格は毎日変動します。大きな金額を一括で買うと、値下がりした際に大きな損が出てしまう可能性があります。
ですが、定期的に積立投資をした場合は、価格が高い時には少量、価格が低い時は多量に買い付けます。
取得するタイミングを分散させることで取得価格が安定します。
まとめ
今回は、年収400万円台「一般家庭」のお金の事情についてお話をさせていただきました。
年収が多い=貯蓄が多いわけではありません。支出が多くなればなるほど、貯蓄は難しくなります。
貯蓄を増やすことはとても大切なことです。ですが、方法は預貯金だけではありません。
色々な方法がありますので、自身に合っている方法を見つけることで、少しでもお金についての不安を払拭できるのではないでしょうか。
もし、この記事を読んで、皆さんの貯蓄術の手助けになれたら幸いです。

