3. 不労所得と年金だけで老後の生活は安心できる?
さきほど、内閣府の調査結果をもとに不労所得込の毎月の収入について解説しました。
ここからは、60歳代以上でこれから老後生活を迎える方の生活を支える大事な柱「年金の受給額」について詳しく解説していきます。
厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」による、厚生年金の平均受給額は以下のとおりです。
3.1 厚生年金の平均月額
全体の平均年金月額:14万4366円
- 男性の平均年金月額:16万4742円
- 女性の平均年金月額:10万3808円
(※上記の金額には基礎年金も含まれます。)
こちらの数字はあくまで、平均値になりますが夫婦共働きだったとしても月の収入は平均値で約27万円です。
さきほどの調査結果では、不労所得のある人の59.1%が毎月40万円以上の収入を得ているということでした。
仮に、月40万円の収入を得ている方が夫婦共働きで月に約26万円の年金を受け取っていたとしても毎月10万円以上の不労所得を得ていると考えることができますね。
では、毎月10万円以上の不労所得を得るにはどうすればいいのでしょう。
次の項から、不労所得を得るためのオススメ投資法を4選お伝えしていきます。