2. 遺族年金の仕組み(遺族基礎年金、遺族厚生年金)とは
配偶者が亡くなった場合には、家族の生活を保障する制度として遺族年金があります。
遺族年金は2つの仕組みがあります。
それぞれの支給要件や受給期間が異なるため、事前に自分の場合ならどうかを把握しておきましょう。
2.1 遺族基礎年金
国民年金(自営業者など)の加入者が死亡したとき、18歳以下の子がいる配偶者かその子が受け取れる年金制度。支給期間は子が18歳になる年度末までなので、国民年金のみの場合は遺族年金を貰えない場合もあるので注意が必要です。
2.2 遺族厚生年金
厚生年金(会社員や公務員など)に加入していた人の家族が受け取れる年金制度。
万が一の場合、遺族年金を受け取れたとしても夫婦でいた時よりも年金額は減ってしまうため、家計のやり繰りが苦しくなるケースも増えているようです。
では、70歳代はどれくらい貯蓄を保有しているのかを見ていきましょう。