35~54歳のミドル層が退職する理由とは?

同調査によると、35~39歳の男性の1割以上が会社の将来に対する不安の他、給料、および労働時間や休日などの労働条件を理由に退職しています。

出所:厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概要」

一方、40~54歳の男性については待遇面よりも、職場の人間関係を理由に退職する人が多い傾向にあります。

女性については、35~54歳のうちいずれの年代においても人間関係を理由に退職する人が1割を超えています。

また、労働時間や休日などの労働条件、給料を理由に退職する人も男性同様に多いです。その他にも、女性の場合、出産・育児や看護・介護を理由に退職する人の割合も比較的高いといえます。

その他にも、男女ともに会社都合で退職した人の割合も高く、特に50代男性に多いです。