35~54歳のミドル層の転職で「賃金アップ」した人は多い?少ない?

先に挙げた表によると、給料など収入面に不満を抱いて退職する人の割合は男女ともに比較的高いといえるでしょう。

ここでは、ミドル層の転職における給料など収入面について見ていきましょう。

出所:厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概要」

上記の表によると、35~54歳の転職入職者のうち、3~4割程度が賃金増加を実現しています。ちなみに、賃金が転職によって1割以上増加した人は約2割です。

また、35~54歳の転職入職者のうち前職と同程度(変わらない)の賃金の人は3割台という結果に。つまり、転職入職者の約6割が前職以上の賃金、もしくは前職と同程度の賃金で転職しています。

ただし、見落としてはならないのは、35~54歳の転職入職者のうち3割前後の人たちは賃金が減少しているという事実です。

転職によって賃金が下がるケースも珍しくなく、その可能性が十分あることも忘れてはいけません。