ケース5 安い費用で介護を受けたい方は「特別養護老人ホーム(特養)」

特別養護老人ホーム(特養)の特徴

食事・入浴・排泄などの日常生活上の介助や機能訓練、看取りまで対応している公的な介護施設。「特養」とも呼ばれます。

費用が安く人気が高い施設のため、申し込みから入居できるまで数カ月〜数年かかる場合があります。

特別養護老人ホーム(特養)の入居対象

要介護3以上。

特別養護老人ホーム(特養)の認知症の受け入れ

受け入れあり。

特別養護老人ホーム(特養)の利用者負担(1割の場合・1日につき)

施設サービス費の他、居住費・食費・日常生活費などがかかります。

従来型個室の場合、要介護1で557円、要介護5で829円です(新たに入所する要介護1・2の方は、やむを得ない理由がある場合以外利用できません)。

出所:厚生労働省「どんなサービスがあるの? - 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」

ケース6 特養の順番がくるまで入居できる施設を探している方は「介護付き有料老人ホーム」

介護付き有料老人ホームの特徴

24時間体制で介護スタッフが常駐し、生活支援や介護サービスを受けられる民間の介護施設です。

特養と比較すると費用は高めですが、施設数が多いため比較的入居しやすい施設です。特養が空くまでの間に入居して待つことができます。施設により料金は異なります。

介護付き有料老人ホームの入居対象

自立〜要介護5。

介護付き有料老人ホームの認知症の受け入れ

受け入れあり。