介護施設に入居するきっかけやタイミングは、ご本人やご家族の状況によってさまざまです。

元気なうちから施設に入って安心して過ごしたいという方や、家族の介護負担が増えたため施設入居の検討を始める人もいるでしょう。

しかし、さまざまな種類がある介護施設の中から「どの施設を選べばいいの?」「どうやって自分に合った施設を決めればいいの?」と疑問に思うのではないでしょうか。

そこで今回は、ケアマネジャーである筆者がどの施設がどのような人におすすめなのか「お悩み別(事例別)」に介護施設の種類と特徴をご紹介していきます。

介護施設(老人ホーム)の種類

介護施設(老人ホーム)にはどのような種類があるのでしょうか。

「介護が必要な方」と「介護が不要な方、介護度が軽い方」に分けると以下の通りです。

介護が必要な方向けの介護施設

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 介護付き有料老人ホーム
  • 住宅型有料老人ホーム
  • グループホーム

介護が不要な方、介護度が軽い方向けの介護施設

  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 健康型有料老人ホーム
  • シニア向け分譲マンション
  • 軽費老人ホーム
  • ケアハウス
  • 養護老人ホーム

では、お悩み別に確認していきましょう。