【お悩み別】おすすめの介護施設を7つにわけて紹介

ここでは、事例別でおすすめの介護施設(老人ホーム)をご紹介していきます。

各施設の特徴や入居条件、料金の目安なども参考にしてください。

なお、料金については入居する方の所得や介護度、各施設などによって異なりますので、参考程度にご覧ください。

ケース1 認知症があり、身体的に元気な方には「グループホーム」

グループホームの特徴

認知症の方を対象とした1ユニット(5〜9人)で共同生活を送る民間の介護施設。

ユニット制のため入居者やスタッフとコミュニケーションがとりやすく、環境の変化を苦手とする認知症の方が安心して過ごすことができる施設です。認知症介護の専門的な知識と技術を持つスタッフが常駐しています。

グループホームの入居対象

要支援2〜要介護5で認知症の診断を受けている方。

グループホームの認知症の受け入れ

受け入れあり。

グループホームの利用者負担(1割の場合・1日につき)

一例として以下のような金額になります。

  • 共同生活住居が1つの場合、要介護1で759円、要介護5で852円
  • 共同生活住居が2つ以上の場合、要介護1で747円、要介護5で838円

※日常生活費(食材料費・理美容代・おむつ代など)などは、別途負担する必要があります。

出所:厚生労働省「どんなサービスがあるの? - 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」

ケース2 退院後の生活に不安のある方は「介護老人保健施設(老健)」

介護老人保健施設(老健)の特徴

自宅へ帰ることを目指して、医療ケアやリハビリを受けられる公的な介護施設。「老健」とも呼ばれます。

入居期間は原則3〜6カ月と制限されており、入居すると日常的な介護とともに理学療法士などによる専門的なリハビリテーションが行われます。

介護老人保健施設(老健)の入居対象

要介護1以上。

介護老人保健施設(老健)の認知症の受け入れ

受け入れあり。

介護老人保健施設(老健)の利用者負担(1割の場合・1日につき)

施設サービス費の他、居住費・食費・日常生活費などがかかります。

参考までに、要介護1で介護保健施設サービス費1の場合、基本型(i)で698円です。

出所:厚生労働省「どんなサービスがあるの? - 介護老人保健施設(老健)」