ケース3 毎日の生活に医療的なケアが必要な方は「介護医療院」

介護医療院の特徴

病院のような長期にわたって療養できる機能と、生活施設としての役割をあわせ持っている公的な介護施設です。

医師の配置が義務付けられており、医療ニーズの高い入居者の受け入れにも対応しています。看取りケアも行われているため、最期まで過ごすことができます。

介護医療院の入居対象

要介護1以上。

介護医療院の認知症の受け入れ

受け入れあり。

介護医療院の利用者負担(1割の場合・1日につき)

施設サービス費の他、居住費・食費・日常生活費などがかかります。

療養病床を有する病院の場合、従来型個室・療養機能強化型A(看護6:1、介護4:1)・要介護1で669円です。

多床室やユニット型個室、ユニット型個室的多床室などで料金が異なります。

出所:厚生労働省「どんなサービスがあるの? - 介護療養型医療施設」

ケース4 1人の生活に不安のある方は「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の特徴

安否確認や生活相談のサービスがついた高齢者向け賃貸住宅です。民間企業が運営し「サ高住」「サ付き」とも呼ばれています。

見守りサービスの他に、食事の提供、入浴等の介護(介護保険サービス除く)などの生活支援サービスが提供されている場合もあります。金額は施設により異なります。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居対象

自立〜要介護5までの方。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の認知症の受け入れ

受け入れあり。