2022年秋以降8000品目の値上げへ。老後に向けて「毎月3万円」運用した場合の試算

国民年金も厚生年金も生涯もらえる終身年金となり、老後の収入をある程度は支えてくれるものとなります。ただし、年金だけではやはり十分とは言えません。

帝国データバンク「食品値上げ、年内「2 万品目」迫る 円安影響で記録的「値上げの秋」に」によれば、2022年9月以降、年内は8043品目が値上げされる予定です(2022年8月1日公表)。

2022年7月までで値上げ済が8058品目とのことですから、ここから4カ月で多くの品目で値上げがおこなわれることが分かりますね。

相次ぐ値上げの状況では、「年金だけでは不安」「長く働いたほうがよいかもしれない」「老後に備えなければ」と悩む方も多いのではないでしょうか。

老後に向けてできることは、早く資産を形成するか、より長く働くかとなります。

長く働くのも有効ですが、環境により難しい場合もあるでしょう。そこで、お金自身にも働いてもらうという考え方もあわせて取り入れるといいでしょう。

つみたてNISAやiDeCoなど、運用益が非課税になる制度の利用を検討されている方もいるのではないでしょうか。このような制度はまとまった金額でなくても、まずスタートを切ることができますね。