今年の夏休みも「令和の年金広報コンテスト」が開催されています。若い世代に、夏休みの機会に年金について楽しみながら考えることを目的とし、厚生労働省が提供しているものです。

小中学生からの応募が増加しているようで、世代問わず、生きていくために必要な「お金」の知識について早くから知っておこうという動きが出ているように感じます。

「世代と世代の支え合い」という考え方を基本とした財政方式で運営されていることを知ると、受け取る年齢がたとえ将来だとしても、年金を今の自分事として身近なものとして考えられるかもしれませんね。

今回は60歳代のお金事情にスポットをあて、将来の年金についてどれくらいの受取になるのか見ていきたいと思います。