帝国データバンク「10月~12月に「値上げラッシュ」懸念」によれば、企業の3割が今後約 11年以内に値上げを予定しており、特に2022年10〜12月で値上げが増えることがわかりました(2022年8月22日公表)。
既に数多くの分野で値上げが続いており、家計を苦しく感じる方も多いと思いますが、しばらく値上げが続くことが予想されそうです。
特に年金生活の方は収入が限られているため、生活も厳しいのではないでしょうか。
ただ、最近では企業の退職年齢が延びたり、老後の必要資金が不足していたりなど、さまざまな理由で60歳を超えても働く人が増えてきています。
働くことが生きがいになる一方で、「物価は上がるのに給与は上がらない」といった状況が、一昔前の就労状況とは大きく異なっている一つの要因でしょう。
今回は60歳代の暮らしに注目して、年金の平均受給額、働く人の割合や雇用形態についてみていきたいと思います。