公的な年金は老後の大切なセーフティーネットですが、それ以外にも生活を支える給付金や手当は多数存在します。これらの多くは「申請主義」のため、受給対象となっても「手続きをしなければ」受け取れません。

実際、65歳以上の年金受給者を対象とした調査(※脱・税理士スガワラくん調べ、2025年9月)では、年金以外の給付金の存在を「知らない(聞いたこともない)」人が50.0%、さらに実際に受け取っている人はわずか14.8%という結果に。

公的年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」、働くシニアを支援する「再就職手当」や「高年齢雇用継続給付」など、受給資格がありながら手続きを怠ることで、本来受け取れるはずの支援を逃しているケースが多くあることが考えれます。

高齢者世帯の43.4%が公的年金収入のみに頼る現実を踏まえ、本記事では、シニア世代が知っておきたい申請必須の給付金・手当について、その要件と仕組みを詳しく解説します。

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