二人以上世帯の「貯蓄・負債」は年代別でどう違う?

まずは総務省「家計調査(貯蓄・負債編)ー2021年ー平均結果」より、二人以上世帯の貯蓄と負債を見てみましょう。

出典:総務省「家計調査(貯蓄・負債編)ー2021年ー平均結果」Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況

詳しくは上部のグラフをご覧ください。

平均では、40歳未満で「貯蓄726万円・負債1366万円」、40歳代で「貯蓄1134万円・負債1172万円」となっていることがわかります。

いずれの年代も、貯蓄より負債が大きくなっていますね。やはり、この年代では住宅ローンが家計へ与える影響が大きいことがわかります。

一方、50歳代では貯蓄が1846万円となり、692万円の負債を上回りました。さらに60歳代では、全年代で最も多い貯蓄2537万円という結果になりました。

年代を負うほどに貯蓄がアップするようです。

次では、勤労世帯に絞って確認していきましょう。