iDeCoのポイント5. 60歳まで解約できない

iDeCoは老後資産の形成手段であるため、原則は60歳まで解約することができません。つまり、途中で資金を引き出すことができないのです。

原則は60歳ですが、加入年数によっては60歳を過ぎてもさらに引き出せないこともあります。

出所:iDeCo公式サイト「加入者の方へ」

長い期間資産を引き出せないことを考えると、経済的に苦しくなったときに支払いが困難になるケースもあります。

「iDeCoに入って損した」「iDeCoが当初思っていたのと違った」と後悔することがないよう、長期の運用を見据えた掛金の設定が必要です。

iDeCoのポイント6. 所得控除には申告が必須

iDeCoの魅力として「所得控除」が挙げられます。掛金の全額が所得控除となるため、所得税や住民税が軽減されるというものです。

しかし、自動的に適用されるわけではありません。こうした所得控除は自分で申告する必要があるため、何もしないままでは損してしまうのです。

会社員の方は年末調整で、自営業の方は確定申告で所得控除の申請をしましょう。