ご家庭にあった方法を選ぼう
今回は年収400万円台の世帯に視点をあててみてきました。
実際には年齢や家族の人数、お子さんの年齢によっても貯蓄やマイホーム、夫婦の働き方は異なってくるものです。
今回の世帯主の年齢は50歳くらいだったため、50歳で専業主婦世帯、マイホーム保有で貯蓄700~900万円ほどというのは一つの目安になるかもしれません。
ただ今回の統計のご家庭では家族3人、うち18歳未満のお子さんが1人いると考えられます。
これから大学費用などを出し、老後資金を貯めるとなるとただ預貯金のみでは厳しいところもあるでしょう。
現代の20~40代の方は共働き世帯が増えており、パートでも厚生年金の適用が拡大されています。また、住宅や車を保有するのが当たり前というよりも、ご家庭によって価値観はさまざまでしょう。
つみたてNISAなど、NISA制度やiDeCoといった運用益が非課税になる制度を利用して運用する方もいます。
価値観が多様化する今、何をどう選択するかはご家庭によるところが大きくなります。今回の統計を元に、ご家庭に合った選択を検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)