1.3 連帯保証人とはどう違うの?

連帯保証人とは、滞納家賃の支払いや入居者が起こしてしまった問題などに対し、入居者に代わってその責任を肩代わりする人のことです。入居者と全く同等の責任を負うことになるため、親や近しい親戚などに頼む人が多いでしょう。

入居条件として

  • 連帯保証人を必要とする
  • 連帯保証人不要で家賃保証会社への加入を必須とする
  • 連帯保証人・家賃保証会社への加入両方を必要とする

など、物件オーナーや不動産会社の判断で決めることができます。

詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

1.4 サブリースとはどう違うの?

「家賃保証」というと「サブリース」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか? 上記で説明した「家賃保証」の仕組みとサブリースは全く仕組みが異なります。

サブリースは、サブリース会社と物件オーナーの間で賃貸借契約を結び、一定期間サブリース会社が物件を一括借り上げする仕組みです。

一括借り上げした物件はサブリース会社によって入居者に又貸しされ、入居者からの家賃収入はサブリース会社に入ります。

そして物件オーナーは、空室にかかわらず一定の割合の保証賃料をサブリース会社から受け取ることができるわけです。

物件オーナーにとっては、

  • 空室にかかわらず毎月一定の家賃収入が入る
  • 賃貸経営にかかるほぼすべての手間をサブリース会社に任せて手放し状態で運用できる

などのメリットがあります。

と同時に、

  • 家賃設定に干渉できない
  • 家賃減額のリスク
  • 一方的な契約解除のリスク

などデメリットもあり、サブリースに関するトラブルは多いのが現状です。

サブリースについて詳しくは以下の記事をご覧ください。