3. 家賃保証会社を利用するメリット
家賃保証会社を利用するメリットを、物件オーナー・入居者双方の視点で見てみましょう。
3.1 物件オーナーにとってのメリット
- 家賃の入金が滞ることがない
- クリーニング費用、訴訟費用などが保証内容に含まれていれば、オーナーにとっての負担が減る
- 保証人が立てられない入居者も受け入れられる
- 家賃保証がある分、敷金などの初期費用を抑えることが可能になり、他物件との差別化を図ることができる
- 入居審査を保証会社にお任せできる
3.2 入居者にとってのメリット
- 連帯保証人が立てられなくても入居が可能になる
- 国籍や職業、年齢などによって入居審査に通りにくい人でも、入居できる可能性がある
- 家賃滞納によって家族や親戚などに迷惑をかけずに済む
4. 家賃保証を利用するデメリット
逆に、家賃保証を利用するデメリットはあるのでしょうか?
4.1 物件オーナーにとってのデメリット
- 家賃保証会社の倒産リスク
- 入居審査を完全に任せてしまうため、大家さん自身の経験として身に付かない
- 保証会社からの督促が厳しく、入居者の退去率が上がる可能性がある(大家さんや不動産会社からの督促の場合、支払期日や分割などの交渉をすることで入居を続けることが可能になるケースも)
4.2 入居者にとってのデメリット
- 保証料を支払わなければならない
- 家賃滞納時の督促が機械的になり厳しくなる(先述したような、大家さんや不動産会社相手には可能な交渉が保証会社には難しい)