将来の英語力を育てる!子どもに必要な学習とは?

一方、私自身は日本生まれ日本育ちで、幼い頃英語に触れた経験もありませんが、いつの間にか英語を習得していました。私が英語を苦労なく習得できたのには、2つの要因が関わっていると考えています。

フォニックスのトレーニング

私が最初に英語に触れたのは、小学4年生の時です。隣の家のおばさんが私塾を開いていたので、紅茶とお菓子目当てに「英語のレッスン」を受けに行っていました。

「レッスン」の内容は、英語を使ったカルタ遊びやすごろく遊びがメインでしたが、受講当初に「フォニックス」を徹底的に叩き込まれたのを覚えています。

フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法で、もともと英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために開発されたものです。フォニックスをマスターすれば、英単語の7割の発音が理解できるともいわれています。

私には、LとRの音の違いが聞き取れなくて困ったという経験がありません。おそらくそれは小学生の時にフォニックスを徹底的に学習した経歴が関係していると思われます。

フォニックスの学習は大人が英語の発音やリスニング力を鍛える際にも非常に有効ですが、言語音への感受性が強い幼少期に学ぶと特に効果的だという話もあります。