3. 返済額が大きく毎月の負担が苦しい時の救済策

老後に住宅ローンの返済が難しくなった場合は、毎月の負担を減らすために返済額を抑える方法を検討することが大切です。

また、なんらかの事情で完済の見通しが立たなくなったときも以下のサービスを利用し、生活を立て直すこともできるはずです。

3.1 リ・バース60

対象年齢満60歳以上の高齢者向け住宅ローンで、年金収入のみの方でも利用可能です。

通常の住宅ローンとは違い、毎月利息分のみ支払うので負担が軽くなるのが特徴です。

元金は債務者が亡くなったときに現金で一括返済するか、不動産を売却して返済するかを選べます。

3.2 リースバック

不動産売買と賃貸借契約が一体となった契約のことで、自宅を売却後も家賃を払うことで同じ家に住み続けることができます。

資金繰りが苦しくなると自宅の売却を検討する方も多いですが、引っ越しは避けたいという人にもおすすめです。

しかし、売却価格は市場価格よりも安くなる傾向にあります。

以上、「60歳の住宅ローン残高はいくら?定年後もローンが残る家庭の老後資金」から住宅ローン返済における救済策を振り返ってきました。