2. 老後に突然お金が必要になった時の救済策

年金生活で住宅ローンの返済を続けることは大きな負担でもあります。

しかし、老後に突然お金が必要になるケースもあるでしょう。

そのようなときは、自宅(=不動産)を活用して老後資金を確保することができます。

十分な貯金などがない場合、自宅を担保とした借り入れを行うことができるのです。

ただし、住宅ローンの残債が減っていることが条件となることもあるので、まずは自分の住宅ローンの状況を整理・確認してみましょう。

2.1 不動産担保ローン

不動産を担保に借入をするローンです。

無担保ローンよりも金利が低く長期の借入が可能ですが、万が一返済不可能となった場合は自宅を失うリスクがあります。

また、事務手数料や不動産鑑定費用などの費用が数十万かかり、融資の実行までに1週間程度の期間が必要です。

2.2 リバースモーゲージ

自宅を担保に借入をする高齢者向けのローンで、債務者の死亡後に自宅を売却し、元本を返済する仕組みです。

子どもなどに家を残す必要がない場合に適しており、資金を調達しながら住み続けることができます。

融資枠内で一括・または定期的に融資を受け、返済は利息だけと負担は軽いですが、長生きした場合は存命中に融資限度に達してしまったり、金利の上昇で返済額が膨らんでしまったりするリスクもあります。

また、土地の評価額などで融資がされない場合もあるので注意が必要です。