4. まとめ

今回ご紹介したように、不動産投資ローンは収益物件の購入を目的として利用するローンです。自己居住用の物件を購入する際に利用できる住宅ローンと比較すると、借り入れの目的や審査基準、金利、返済の資金源などが大きく異なります。収益物件を購入する場合は、住宅ローンは利用できないので注意しましょう。

不動産投資ローンを返済するための主な資金源は家賃収入であるため、本人の属性に加えて物件の収益性や資産価値も審査対象となります。不動産投資ローンの融資審査に通るためには、収益性や資産価値のバランスを保つ物件選びも重要だといえます。

また、不動産投資ローンの取扱いがある金融機関はさまざまな種類があります。さらに、金融機関によって審査の厳しさや審査にかかる時間、金利などの借り入れ条件が異なることに注意しましょう。

不動産投資は初期投資が大きく、長期にわたって収益を上げていく仕組みの投資方法です。そのため、金利などの借り入れ条件によってキャッシュフローも大きく変わるでしょう。

不動産投資ローンを利用して収益物件を購入する場合は、複数の金融機関を比較して検討していくことが大切です。

※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。

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LIFULL HOME'S 不動産投資編集部