5. 老後2000万円問題で見落とされていたポイントとは

老後2000万円問題でさらに見落とされていた問題もある。

それはいわゆる退職金についてである。老後に2000万円不足するという前提で大きな騒ぎとなったわけであるが、勤務先次第で異なるが、定年退職時には退職金をもらえるケースもある。

同レポートでは、平均退職給付額が年々減少しているというデータと合わせて言及があったが、大学・大学院卒(管理・事務・技術職)であれば、2017年には退職金として1997万円給付されているとされている。

定年後に住宅ローンなどの負債があれば、それは退職金を当てなければ返済できないということもあろうが、それ以前に返済しているケースであれば退職金を老後資金とすることができる。平均で2000万円を割れているが、仮に老後資金として2000万円でよいのであれば、退職金でおおよそはまかなえるということになる。この視点でいえば、退職金が十分であれば、自助努力で2000万円などの大金の準備は不要ということになる。

もっとも、老後2000万円問題には、家賃問題、ライフスタイル、介護などの考慮が十分ではなく、これらもまた個人、世帯次第といったところだが、決して少なくない金額の準備が必要となる。

株・投信初心者必見!証券口座開設を検討の方へおススメ証券会社3選 [PR]

「老後資金の準備が心配」
「預貯金を運用して安全に何とかお金を増やしたい」
「うまくお金を運用して、悠々自適に暮らしてFIREしたい」

理由は様々ですが、株や投信で資産運用を始めたい!とお考えの方は多いと思います。

投資初心者だけど投資始めたい…でも不安…

  • 「人生で投資などしたことなどないし…」
  • 「口座開設が自分一人でできるか自信がない」
  • 「どこの金融機関で始めたらよいのかよくわからない」

こうした疑問をお持ちの方は多いと思います。
株式投資や投資信託を始める証券口座開設で迷ったら、どうすればよいでしょうか。

失敗しないコツは「実績があり、多くの投資家が始めている金融機関」を選択するのが安心です。
口座開設だけであれば無料なので、気になっているのであればぜひ口座開設から始めましょう。

今回は日本を代表する、投資初心者である個人投資家の間で人気の証券会社を3社ご紹介します。

楽天証券「今や新規開設No.1のネット証券」

ご存じ楽天グループの証券会社。
2021年の総合口座、NISA、iDeCoの新規口座開設はNo.1!
現在、日本で最も勢いのあるネット証券といえます。

楽天証券

SBI証券「日本のネット証券の価格リーダー」

今や日本を代表する証券会社となったSBI証券。 ネット証券の歴史を見れば取引手数料引き下げの最大の功労者。
個人投資家の味方です。
SBI証券に口座を持っていれば様々な環境の変化があっても取引手数料では安心感あり。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

マネックス証券「銘柄探しができる機能が使える」

ゴールドマン・サックス証券出身の松本大氏が創業。
有力な銘柄を検索できる「銘柄スカウター」が無料で使える!
米国株の品ぞろえは豊富。

株・投資信託ならネット証券のマネックス

株や投信で投資を始めるなら早いほうがいい

ネット証券の比較いかがでしたでしょうか。

「たった3社の選択肢でも決められない!」という方もいるかもしれません。

いずれにせよ、思い立ったが吉日!
まだ証券口座を開設していないという方はこの機会に口座開設から始めてはいかがでしょうか。
口座開設は無料です。

参考プレスリリース

  • 楽天証券「楽天証券、NISA・iDeCo 2021年新規口座開設が業界最多に!」2022年3月30日

制作:NP・UX推進室

参考記事

泉田 良輔