専業主婦・共働き、それぞれにあるメリット・デメリット
お金以外の面でも、専業主婦や共働き世帯にはそれぞれメリットやデメリットがあります。
専業主婦家庭であれば、その分家事や育児に時間を割けるでしょう。母親1人で育児をするワンオペ育児が多い現代では、その大変さから、特にお子さんが小さい間は専業主婦を選ぶ方も多いものです。
一方で、今はさまざまなサービスや便利な家電なども普及しています。核家族であっても、それらを活用することでパートやフルタイムで働くことも可能です。特に妻がフルタイムであれば、二馬力という安心感もあるでしょう。
お子さんがいるご家庭では住宅ローンや教育費を払いながら、同時に老後資金を貯めることが現代では求められます。
それゆえお金のことでは不安になってしまいますが、先ほど確認した通り専業主婦世帯の貯蓄が最も多いという結果も見られました。
どのような暮らしをしたいか、マネープランを立てるかは家庭によりさまざま。今回の結果を参考にしながら、ご家庭に合ったライフプランやマネープランについて、長い目で見て検討されてはいかがでしょうか。
参考資料
- 内閣府「男女共同参画白書 令和4年版 特集編 人生100年時代における結婚と家族~家族の姿の変化と課題にどう向き合うか~」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯) 妻の就業状態,世帯類型別」
宮野 茉莉子