専業主婦世帯と共働き世帯の年収・貯蓄の違い
なぜ専業主婦や共働き世帯なのかは、ご家庭によって異なります。家計や本人の希望、事情があるなどその理由はさまざまでしょう。
ただ、皆さんが気になる点として「お金」が挙げられます。
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」より、それぞれの家庭の平均的な世帯年収と貯蓄を確認しましょう。
専業主婦世帯(世帯主の年齢49.8歳)
- 世帯年収684万円・貯蓄1578万円
夫婦共働きのうち世帯主が夫の世帯(妻が勤労者で勤め先収入が8万円以上)(世帯主の年齢48.5歳)
- 世帯年収872万円・貯蓄1443万円
夫婦共働きのうち世帯主が夫の世帯(妻が勤労者で勤め先収入が1円~7万9999円)(世帯主の年齢50.5歳)
- 世帯年収699万円・貯蓄1235万円
平均年齢をみて分かる通り、どの家庭も50歳前後となっています。
世帯年収は専業主婦と妻がパートと考えられる共働き世帯で600万円台後半でした。妻がフルタイムになると800万円台後半まで上がります。
一方で、貯蓄が最も多いのは専業主婦世帯でした。妻がパートタイムと考えられる世帯が最も少なくなっています。
必ずしも「専業主婦世帯だから貯蓄できない」というわけではなく、生活や家計の工夫次第では貯蓄できると言えるでしょう。