2021年上半期にLIMOで配信した人気記事から、もう一度読み直したい!「編集部セレクション」をお届けします。
(初公開日:2021年1月3日)

新年おめでとうございます。

年末年始に親族で集まり、実際に年金で生活する祖父母などをみていると、ふと「自分の老後はこんな生活ができるのかな。」と思うことがあります。

私は国内の大手生命保険会社の勤務経験を経て、フィナンシャルプランナーとして1000世帯以上のお客様のフィナンシャル・プランニングに携わってきました。

今回は現役世代を悩ませる将来の年金について、その受け取り方について確認してみましょう。

実は令和2年5月29日に「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」が成立し、主には被用者保険に加入する対象を増やし、年金受給開始年齢を現行の60~70歳の間から60~75歳までに拡大することなどが盛り込まれています。

この年金受給開始年齢の拡大は2025年に受給権を60歳ではなく65歳に引き上げるための布石だと懸念されており、その行方には今後も注目したいところです。

「60歳から受け取りたい人は受け取れる」ことと、「65歳からしか受け取れない」ことは大きな違いであり、今後もさらに引き上げられていく可能性も高いと予想されます。

そんな年金は受け取り方で受給額が変わることをご存知でしょうか。

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