本当に必要なモノは、1カ月以内に使うもの

本当に必要なモノというのは、1カ月以内に確実に使うものをいいます。それ以外は、セール品といえども今買う必要はないのではないでしょうか。

というのも、確実に使うものは、少々値段が高くても買わなければなりません。もし、その必要なモノがセール品で運よく手に入れば、節約できたことになります。

一方、安いだけの理由で買ったものが、実は不要だったということになれば、ただのムダ遣いになってしまいます。このようなことは、セール品ではありがちな大間違いです。そうならないためにも、必要性を冷静に見極めてから、バーゲセールに繰り出しましょう。

先取り貯蓄は、ゆとりある貯蓄術

買い物では、必要なもの以外は買わない習慣が何より大事です。一方、貯蓄の場合は、毎月決まった金額を淡々と貯める習慣が大事です。その際、適しているのが先取り貯蓄です。

先取り貯蓄というのは、収入の中から貯蓄分を先に取り分け、残りのお金で生活する貯金術です。この貯蓄術を取り入れれば、給与が入ってから月末まで、お金を使っているときに「貯金するお金を残さなきゃ」と余計なことを考えることがなくなります。

また貯蓄を自動化するだけなので、手間もかからずどんどんお金が貯まり、気持ちにゆとりが生まれます。

さて、この先取り貯蓄ができる制度には、主に積立定期預金、財形貯蓄、つみたてNISA、iDeCoの4つがあります。以下では、それぞれについて簡単に紹介します。