ゆとりある貯蓄術その4:iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)

iDeCoは、毎月一定の金額を積み立て、あらかじめ用意された積立・保険・投資信託などの金融商品で自ら運用する制度です。そして、運用の成果を原則60歳以降に一時金または年金で受け取ります。

出所:厚生労働省「iDeCoの概要」

iDeCoには3つの税制優遇という特徴があります。

まず、毎年拠出した積立金はすべて所得控除の対象になるため、所得税や住民税を安くすることができます。そして、iDeCoの運用で得た利息、投資での利益には税金がかかりません。

さらに受取時は、一時金の場合は退職所得控除、年金の場合は公的年金等控除の対象になり、所得税を抑えることができます。ただし、原則60歳まで引き出せない点は注意しましょう。

まとめ

貯めるときは、先取り貯蓄で自動化。使うときは、必要なモノだけ。お金を貯める・使う、どちらの場合もシンプルに考えることがゆとりにつながります。

参考資料

舟本 美子