みんなの貯金はいくら?

自分の貯蓄は人と比べて多いのか、少ないのか気になるものです。まずは日本人の平均貯蓄額をみていきましょう。総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」よると二人以上世帯の貯蓄は下記の通りです。

  • 二人以上世帯
  • 年間収入:633万円
  • 貯蓄現在高:1880万円
  • 貯蓄保有世帯の中央値:1104万円

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2021年(令和3年)平均結果―(二人以上の世帯)」

平均値には極端に貯蓄が多い世帯も含まれるため、実態に近いのは中央値の1104万円です。人と比べて、自分の貯蓄が少ないと感じた方もいるかもしれません。

次は同資料から、20~70代の働く世帯の年代別平均貯蓄額を見ていきましょう。

働く世帯の「年齢別貯蓄現在高」

  • ~29歳:414万円
  • 30~39歳:772万円
  • 40~49歳:1134万円
  • 50~59歳:1775万円
  • 60~69歳:2207万円
  • 70歳~:1883万円

年代が上がるにつれ貯蓄は増え、60代でピークを迎えたあと70代で減少していますね。貯蓄が1000万円を超えるのは40代以上となっています。