60代に向け、資産寿命を延ばす選択肢を
60~69歳の貯蓄事情と年金受給額について見ていきました。
- 60代で2000万円を保有する割合は32.4%
- 会社員で老後2000万円を備えられない割合は64.7%
- 年金のみで生活できる世帯は半分以下
- 厚生年金の平均は約14万4000円、国民年金の平均は約5万6000円
以上のことから、老後に向けていかに資産を守るかが重要になるかがわかります。
定年後も働くこと、繰下げ受給などで年金額をあげることなどもひとつです。また老後資金を貯めるペースをあげるために、資産運用を取り入れてみるのもひとつでしょう。
定年後も運用を続けることができれば、資産が目減りするペースを緩やかにすることもできます。
運用にはリスクがつきものなので、確実な情報収集が必須です。まずはどんな方法があるのかについて、情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」
- 株式会社ステラパートナー「老後への備えと資産形成に関する調査」(調査期間:2022年5月12日~5月13日)
- 厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
太田 彩子