3. インデックスファンドも万全ではないがマシというもの

金融庁の「つみたてNISA」のラインナップを見て、気づかれたことがありますでしょうか。

はい、その通りです。

ベンチマークといわれる株価指標のパフォーマンスを上回ろうとするアクティブファンドの本数がインデックスファンドに比べて圧倒的に少ないのです。

これには大きな理由が2つあります。

3.1 信託報酬が安いインデックスファンド

ひとつは、インデックスファンドはベンチマークに対してよりそのパフォーマンスを近づけるという努力をする投資信託なのですが、アクティブファンドと異なって複数のポートフォリオマネージャーやアナリストを配置しなくてもよいので、信託報酬が安くて済むという構造です。

インデックスファンドはトラッキングエラー(ベンチマークとのズレ)を抑えるために、運用現場ではそれはもう人知れずに相当な手間をかけているので、全く持ってメンテナンスするのが楽な金融商品ではないです。この辺りに焦点が集まりにくいのは残念です。

ただ、世間ではそういうことになっていて、信託報酬が安いのです。金融庁は国民に運用費用を安く抑えてもらうためにインデックスファンドをおすすめしているわけです。

3.2 アクティブファンドの残念なパフォーマンス

二つ目の理由は、多くのアクティブファンドのパフォーマンスがインデックスファンドにパフォーマンスで負けることです。

「インデックスファンドもベンチマークに対して信託報酬の分だけ確実に負ける」ので、多くの投資家が思っているような夢の金融商品ではないですが、相対的にマシな商品ということです。