1. 資産形成で欠かせない金融商品なのだが
資産形成をする中で、多くの方と接点が増えてきているのが投資信託ではないでしょうか。
「つみたてNISA(ニーサ)」やiDeCo(イデコ)といった非課税制度も整う中で、投資信託は資産形成の際に避けては通れない金融商品となりつつあります。
ところがこの投資信託、実はとにかく商品の本数が多すぎます。これがまず問題です。
投資信託協会が発表した2019年2月時点の株式投信は6019本、また公社債投信は102本となっており、簡単に言うと、個人投資家はこの中から選ばないといけなくなっています。
2. 「つみたてNISA」では気を利かせた金融庁だが
「6000本?そんなに多いと選ぶのは無理」
という声も聞こえてきそうです。
金融庁もその辺りは個人投資家の声を反映し、「つみたてNISA」では、かなり購入できる投資信託を絞り込んできています。
どうしても迷ったらそうしたラインナップも参考にして検討するというのは一つの選択肢です。
金融庁の2018年10月の発表では「つみたてNISA」のラインナップでもインデックスファンドが142本、アクティブファンドが17本と、合計159本と、ほとんどインデックスファンドだとはいいながらも160本の中から選ばなくてはいけません。
投資をこれから始めるのだけど・・・という方には選ぶという難しさは軽減されましたが、それでもまだどれを選んでよいのかわからないというのは変わりがないかと思います。