TOEICスコアが満点でも、英語がしゃべれない!

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「TOEICで満点を取った」という場合、多くは「TOEIC® Listening & Reading Test」でフルスコアの990を獲得したことを意味します。

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が作成した「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」によると、TOEICスコア860以上獲得した人の評価を下記のように示しています。

Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。
Native Speaker の域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把
握し、流暢に駆使する力を持っている。

出典:TOEIC® Listening & Reading Test 公式データ・資料「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」

このことからすると、TOEICスコアが860以上の人は、少なくとも英語でのコミュニケーションが問題なくおこなえる程度のスキルを保有していると、お墨付きをもらっているといえるでしょう。

では、なぜTOEICでハイスコアを獲得しても、話すことができない場合もあるのでしょうか。