4. 定年60代「給与の減少」「年金制度の崩壊」に不安
ここからは、還暦人がこれからの人生に対して感じる不安もみていきましょう。
それによると、1位「収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)」(53.2%)、2位「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」(50.5%)、3位「年金制度の崩壊」(46.1%)、4位「判断能力の低下(認知症等脳の病気や車の運転など)」(43.3%)、5位「自分の介護」(37.1%)となりました。
やはりお金に関する不安が大きいようです。
また、昨年の調査結果と比較すると、「収入の減少」は2020年41.4%→2021年53.2%と11.8ポイントの大幅上昇となっています。
その順位は2020年4位→2021年1位となりました。
また、「年金制度の崩壊」は2020年37.2%→2021年46.1%と8.9ポイントの上昇となっています。今年の還暦人には、コロナ禍による経済悪化もあってか、お金への不安が大きいようです。