働き方は家庭ごとに正解がある

専業主婦世帯の割合や貯蓄状況をまとめてきました。確かにここ数年は共働き世帯が多くを占め、専業主婦世帯は減少傾向が見られます。

NHKおかあさんといっしょが「共働き世帯」を見据えて枠変更を行ったのもうなずけます。

ただし、子どもが小さいときや親の介護が必要なとき、あるいは夫の職業などにより、専業主婦を選択せざるを得ない家庭があるのも事実です。

もしそのような事情がなくとも、「専業主婦」という選択は尊重されるべきで、家庭により正解はさまざまです。

専業主婦世帯の平均年収は600万円台でしたが、もし貯蓄の必要を感じたときには、妻の労働以外にもつみたてNISAなどによる資産形成という選択肢もあります。

世帯全体の貯蓄を考え、あらゆる選択肢を知っておきたいですね。

参考資料

太田 彩子