専業主婦世帯は貯蓄をいくら保有しているのか
同じように専業主婦をしている家庭の場合、いくらくらいの貯蓄を保有するのか気になりますよね。ここからは2022年5月10日に公表されたばかりの総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2021年」から、「夫のみ有業世帯」の年収や貯蓄を確認します。
- 年間収入:684万円
- 世帯主の年齢:49.8歳
- 世帯人員:3.18人(18歳未満人員1.02人)
- 持家率:75.2%
専業主婦世帯の平均世帯年収は684万円でした。日本の平均年収が約433万円なので、それより上であることが分かります。
専業主婦世帯の貯蓄と負債
平均貯蓄額:1578万円
〈内訳〉
- 金融機関:1535万円
- 通貨性預貯金:573万円
- 定期性預貯金:440万円
- 生命保険など:285万円
- 有価証券:237万円
- 金融機関外:43万円
平均負債額:825万円(うち、住宅・土地のための負債783万円)
世帯主が約50歳で、平均貯蓄額は1535万円であることがわかります。ただし住宅ローンなどの負債が800万円以上残っており、18歳以下の子どもがいる世帯では教育費とローン返済が重くのしかかることが推測できます。