不労所得4. 不動産投資

不労所得を得るための4つ目の金融商品が「不動産所得」です。不労所得といえば不動産投資というイメージの方も多いでしょう。

利回りはピンきりですが、表面利回り12%であれば元本は3000万円となります。ただ表面利回りから管理費用などを考慮すると、実質利回りは下がってしまいます。

また、不動産投資の場合は一括で購入できる方の方が少ないのではないでしょうか。そこで、住宅ローンを組むことも選択肢のひとつです。

ただ、居住用のローンの審査よりも審査は厳しいといわれているので、その点は要注意です。

手元に現金がない場合は、頭金半分とローン半分にするなどで、リスクは抑えられるでしょう。

不労所得を比較し、リスクも想定しよう

多くの人が憧れる不労所得ですが、大きな原資が必要となるケースが多く見受けられます。また、特定の金融商品ばかりに投資をしていると、リスクという点で不安が残ります。

理想は、複数の金融商品を組み合わせることで、自分なりの不労所得を作り上げていくことです。

世の中には情報が溢れています。いきなり何かを始めるというよりは、まずは情報収集からはじめて、しっかりと知識を得た上でメリットやデメリットを理解することからスタートしてみてはいかがでしょうか。

30万円とはいかずとも、5万円や10万円でも月の収入が増えれば、生活にも少し余裕が出てくるでしょう。自分に合った資産運用を探してみてはいかがでしょうか。

参考資料

荻野 樹