コロナ禍で収入が不安定になる人がここ数年増えているのではないでしょうか。また、年金受給額の減少や物価上昇など、私たちの生活を圧迫するような出来事が近年立て続けに起こっています。

そんな中で、これまで以上に副業に目を向ける方が増えているようです。

ただ、会社の規定で副業が禁止であったり、どういったものに取り組めばよいのか分からなかったりで、実際には取り組めていない人もいるでしょう。

そこで次に目を向けられているのが、いわゆる「資産運用」。近年では、さまざまな種類の金融商品が世の中に溢れています。

将来のためにコツコツ積立投資をするものもあれば、保有することで、安定的かつ継続的に収入を受け取ることができる「不労所得」を期待できるものもあります。

金融庁の資料によれば、日本の高齢者の所得内訳を見ると、諸外国と比べて労働所得の割合が高く、公的所得(公的年金)や資本所得(私的年金や非年金貯蓄としての収入)の割合が低い傾向にあるようです。

出典: 金融庁「人生100年時代における資産形成」

現代においては、資本所得(私的年金や非年金貯蓄としての収入)に焦点をあてることも大切かもしれませんね。今回は不労所得を期待できる4つの方法について、以前、金融機関に勤めていた筆者がご紹介します。