50代の方は、そろそろ定年に向けてお金の計画を立て始めていることでしょう。
定年退職後は再雇用や再就職などで働き続ける方も多いですが、一旦は60代で区切りがつきます。その後の収入は、多くの場合少なくなってしまうのです。
こうしたいわゆる「老後生活」に向けては、年金や退職金以外に「貯蓄」がとても重要になります。
松井証券が全国の結婚2年以内の20~30代男女400名(以下、若年夫婦)、結婚30年以上の50~60代男女400名(以下、熟年夫婦)合計800名を対象に行った「夫婦の家計管理事情に関する調査」によると、若い時にやっておけばよかった後悔の1位は「資産形成・資産運用」でした(2020年6月30日公表)。
資産形成は長期間を要するものであり、「若いうちにやっておけばよかった」と後悔する代表格だと言えます。
定年を約10年先に控えた50代の貯蓄事情を知ることで、なるべく早く資産準備を始めていきましょう。