すでにマイクロチップを装着している割合は
今回の法改正より前に、すでにマイクロチップを装着している人もいます。同調査では、犬の場合60%、猫の場合は30%がすでに装着していることがわかりました。
ただし自発的に装着したというよりは、すでに業者が装着していたケースが大半です。ペットショップなどで購入する時点で、すでに装着されていたというのが犬も猫も約8割を占めます。
「ペットのマイクロチップ装着」飼い主は賛成できる?
同調査では、ペットのマイクロチップ装着についての賛否も聞かれています。
犬の飼い主
- 賛成:42%
- どちらかというと賛成:42%
- どちらかというと反対:14%
- 反対:2%
猫の飼い主
- 賛成:34%
- どちらかというと賛成:53%
- どちらかというと反対:12%
- 反対:1%
どちらの飼い主も、8割以上がペットへのマイクロチップ装着に賛成していることがわかります。
マイクロチップ装着により「迷子になったペットを探すのに役に立つ」と自分のペットを守る声が多い一方、「ペットの遺棄を減らせる」のように、社会的意義にメリットを見出す声も見られました。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)