「高所得貧乏」に当てはまった場合にできる対策は?
ここからは高所得貧乏から脱出するための2つの方法をみていきましょう。
「高所得貧乏」の対策1. 先取り貯金をはじめましょう
お金を貯めるコツは、一般的に「収入-貯蓄=支出」といわれています。お給料が振込まれると、まずはその口座から毎月の貯蓄額を天引きします。
そして、残ったお金を「その月の間に使えるお金」とすると、自然とお金が貯まります。財形貯蓄制度や銀行の定期預金制度などを活用するといいかも知れません。
「高所得貧乏」の対策2. 幸せのハードルを見つめなおす
お金をつかう時には、本当にそれが自身にとって必要なものなのか、それを得ることでの幸福度は高まるのか、それは一時のものではないか、自身の幸せと感じる部分を整理し見つめ直してみましょう。
そして、大切な人との関わり合いの中で必要なことや、本当に必要であるもの、長くつかえるものなどについては対価を支払う。
「モノ」や「サービス」の価値に対してよく考えてから判断していくといいかも知れませんね。
執筆者
専修大学商学部卒業後、水戸証券株式会社に入社。リテール営業に従事し、入社後より卓越した成績を残す。受賞歴多数。国内外株式、投資信託、債券などが得意分野。キャリアの途中からは人材育成にも携わり、主に若手社員の能力向上に大きく貢献した。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。ヒアリングを重視したコンサルティングに定評がある。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)