料理やお茶に活用したり、爽やかな芳香を楽しんだり、さまざまな用途に利用できるハーブ。

ガーデニング初心者でも育てやすい植物ですが、選び方や育て方を間違えると、うまく育たないことがあります。

そこで今回はハーブの選び方や育て方を紹介します。ペットを飼っている人に注意してもらいたいポイントもあわせてお伝えしますので、さっそくみていきましょう。

ハーブを選ぶポイントは?

育てる環境を考えて選ぶ

多くのハーブは日当たりがよい場所を好みます。庭やベランダの日当たりが悪い場合は、レモンバーム、ヒソップ、チャービル、パセリなど半日陰程度でも育つハーブを選ぶとよいでしょう。

また、風通しも大事なポイント。蒸れは病気や根腐れの原因になります。できるだけ湿気の少ないとことで育てるか、難しい場合は多湿を好むハーブを育てるとよいでしょう。

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繁殖を考えて選ぶ

基本的にハーブは繫殖力が強い植物。地植えしたハーブがほかの場所に広がり、花壇や家庭菜園を侵食してしまった…なんてことも珍しくありません。

特にミントは「ミントテロ」という言葉があるほど、繫殖力が旺盛です。近所の敷地にまで広がることがあるため「植えてはいけないハーブ」と呼ばれることも。

ミントのほかにも匍匐性のローズマリーやオレガノ、レモンバームも繫殖力が強いので、地植えではなく鉢植えにするのがオススメ。地植えする場合は、根が広がらないよう根止めシートやストッパーを利用しましょう。