肥料

ハーブは肥料が無くても育ちますが、収穫を増やしたいとき、生育をよくしたいときには肥料を与えます。肥料にはさまざまな種類があり、栄養成分も異なります。

チッソ(N)が多いと葉がよく茂り、リン酸(P)が多いと花や実の付き方がよくなります。カリ(K)は根が育ちやすくなる栄養素です。パッケージをよく読んで用途に合わせた肥料をチョイスしましょう。

植え替え

鉢植えで育てるときには、2~3年に1回を目安に植え替えが必要です。

ハーブに限らず、植物は土の中の根もしっかり成長していきます。根が伸びて鉢の中で根詰まりを起こすと、水が上手に吸えなくなり生育不良に繋がります。

植え替えをするときには、いまの鉢よりもひと回り大きな鉢を選び、新しい土に交換してあげましょう。土は「ハーブの土」、もしくは「野菜の土」を選ぶと育ちやすくなります。

ペットを飼っている人が注意したいこと

ハーブのなかには、ペットに悪影響を及ぼすものがあります。誤って食べてしまうと食中毒のような症状になる可能性も。

ハーブを育てる前に、育てたいハーブがペットにとって害があるかなど、事前に調べてから育てるようにしましょう。

Yuliya Kashirina/istockphoto.com

まとめにかえて

本来ハーブは丈夫で育てやすい植物。特性を知ったうえで購入、育苗すると、失敗しにくいのがハーブの魅力です。

ぜひ楽しく育てて、ハーブで日常に彩りを加えてみてくださいね。

LIMO編集部