「介護費用」平均は月9万円ほどに…いまから老後に向けて準備しておきたい「介護・医療」のお金
介護費用の目安と準備方法とは。知っておきたい公的な支援制度も紹介
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高齢化が進む中、介護は誰にとっても身近な問題になりつつあります。
自分自身や家族が将来介護を受けることになった場合、どれくらいのお金がかかるのか、不安に思っている方も多いでしょう。
この記事では、実際のデータをもとに介護費用の目安や準備のポイントを紹介します。
1. 介護や医療にかかるお金はどれくらい?
この章では、高齢者の介護や医療にどれほどのお金がかかるかを見ていきます。
1.1 介護費用の実態
公益財団法人 生命保険文化センターが2024年度に行った調査によると、介護に要する一時的な費用(住宅改修や介護用ベッドの購入費など)は平均47.2万円、月々の介護費用は平均9万円とされています。
「介護費用はゼロ」(一時費用すら負担していない)という回答は全体の17.5%にとどまり、8割以上の世帯で何らかの出費が発生しているのが現状です。
これは、介護保険で自己負担が軽減されていても、食費や居住費、介護用品など公的制度の対象外となる支出があるためです。
1.2
介護が必要になる期間の目安は?
先出と同様のデータによると、介護が必要になる期間の平均で4年7カ月、約5年ほどです。
ただし、認知症や寝たきりの状態が長引くと10年以上に及ぶケースもあります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】