お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。

乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

また、大学で専攻する分野によっても、卒業までに必要な費用には差が出ます。今回は全国でも数少ない、4年制大学の「航空機操縦士(パイロット)」養成学科にフォーカス。

今回は、法政大学理工学部・機械工学科航空操縦学専修、東海大学工学部・航空宇宙学科航空操縦学専攻、桜美林大学航空・マネジメント学群・フライト・オペレーション(パイロット養成)コースを4年間で卒業した場合に必要な学費を、各大学の開示データを基に比較していきます(※編集部注)。

【※参考記事】【私大薬学部・学費比較】慶應・東京理科大・日大「6年間の学費が一番高いのはどこか」