「家を買うか、一生を賃貸で過ごすか」。

住宅購入は人生における最大の買い物とも言えるため、どちらがよいのかは悩むところです。

新型コロナウイルスによる収入減により住宅ローン破産する人が増えたり、終身雇用制度が崩壊して多額の退職金が期待できなくなったりと、以前のような長期の住宅ローンを組むリスクも高まっています。

では、賃貸のほうがリスクは少ないのでしょうか。

拙著「リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方」(クロスメディア・パブリッシング)で紹介した内容をもとに、最適な方法を紹介します。

1. 高齢者でも部屋を借りられる時代になる?

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「働いているうちはよくても、仕事を辞めると部屋を借りづらくなる」。

持ち家派は、賃貸のデメリットとしてこの点を指摘します。

定年後は年金が収入の柱になりますが、大半の人は収入が会社員時代より減少します。

そのため、家賃の回収を不安視し、家を貸したがらない貸主は多いのです。

一方で、今後は人口の減少により、借りる人と貸す人の需要と供給のバランスが崩れると予想されています。

そのため貸主も条件を妥協しなくてはいけなくなるという意見もあります。

こういった意見は一理あるでしょう。

たしかに私たちが高齢者になる何年後かには、今より部屋を借りやすくなっているかもしれません。

ただしそれは、条件が悪くて人気がない地域にあるアパートです。

人気がある地域のアパートであれば、貸主はわざわざリスクがある高齢者に部屋を貸したがらないでしょう。