家賃交渉で値下げできる物件の注意点とは

交渉をして家賃を下げてくれる物件は、繁忙期にも入居者が入らなかった物件です。どこかに難点があることも考えられるため、値下げに応じる物件を選ぶときは慎重に検討することをおすすめします。

入居中・契約更新時・退去時等に発生すると深刻だと思うトラブルの内容

【出典】国土交通省「賃貸住宅管理業務に関するアンケート調査」

交通の便が悪くないか、生活に必要なお店まで遠くないか、日当たりや騒音などに問題ないかなどは、物件選びでは基本的なことです。しかし家賃交渉がうまくいくかばかり目が向くと、物件の欠点を見落とす恐れがあります。

見方を変えれば、条件が良くすぐに入居者が見つかりそうな部屋を簡単に値下げをしてくれるはずがありません。家賃は確かに大切ですが、値下げは物件選びの条件の一つであることを忘れないようにしましょう。

参考資料

武井 利明