【年代別】貯蓄と負債を平均値・中央値でみる

知るぽると(金融広報中央委員会)の「家計の金融行動に関する世論調査」(2021年)から、貯蓄の中央値を年齢別にみてみましょう。

二人以上世帯の年齢別金融資産保有額(金融資産を保有しない世帯含む)

全体は平均1436万円、中央値650万円です。

次に借入金もみていきましょう。

二人以上世帯の年齢別借入金残高(借入金がある世帯)

全体は平均1609万円、中央値1200万円です。

中央値でみると、金融資産保有額が1000万円に達しているのは70代のみです。借入金をみると、30代で金額がピークを迎えるものの、その後は徐々に減少していきます。30代で結婚などを機に住宅ローンを組み、年代を経て返済していく人が多いのでしょう。