「外国株式投資信託」と「ETF」が年々増加
一般社団法人投資信託協会の調査によると、投資信託の現在保有層で最も多いのは40代(21.0%)、次に30代(18.1%)。
現在保有層が保有している投資信託の種類を見てみましょう。
最多は「外国株式投資信託」で53.9%と、去年と比べて10.3ポイントも増加しています。
「国内株式投資信託」も50.2%と保有している方が多いですが、年々減少しています。次に「分散型投資信託」(22.8%)「国内債券投資信託」(15.1%)「外国債券投資信託」(14.9%)と続きました。
それぞれのここ3年間の推移を見ると、毎年増加しているのは「外国株式投資信託」と「ETF」。
保有種類数は平均で「2.09種類」でした。
あまりに保有し過ぎるとわかりにくくなってしまいますし、投資信託自体が分散されている商品です。これというものを多くても2~3つ程度選ぶのが良いでしょう。
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。