あくまでPTAの加入は任意
お悩み解決メディアの「ここぶろ。」が20代から50代のPTA活動に参加したことのある男女100人にアンケートを実施したところ、以下のような調査結果が出ました(2020年4月30日公表)。
- 絶対に参加したくない:17%
- できれば参加したくない:65%
- できれば参加したい:17%
- 絶対に参加したい:2%
このように、PTA活動への参加を嫌がる保護者が相当数いることが分かります。
PTAというと、かつては「子どもが小学校や中学校に入ると自動的に加入する団体」というイメージがありました。しかし加入は強制ではなく任意です。
現在は昭和や平成初期に比べると「実は任意団体だった」という事実が浸透しています。
国の組織ではなく、文部科学省が直接管轄しているわけでもありません。学校ごとに運営や役員決めなど独自ルールが存在しており、たとえ学区が隣り合う学校であっても全く違うこともあります。
運営や規則は各団体により異なるため「転校したら前の学校と運営方法が違う」ということも起きます。PTAに関してインターネット上には様々な情報が溢れていますが、入会が当たり前という雰囲気の地域もあり「仕方なく入る」という方もいます。
加入を検討する際はインターネットの情報を鵜吞みにせず、学区の小学校や中学校の状況を事前にリサーチしておくようにしましょう。
地域との関わりが強い学区であれば、地域の行事に学校のPTAが参加することもあります。加入した後の負担を考える際は学校だけではなく、地域行事についても調べることが無難です。